FXに特別なテクニックなんて必要無い。
秘密のテクニカルやインジケータも無い。
事前の予想や準備で一つ一つのトレード勝敗が決まっていくのよ。
瞬間的な判断も1分足でスキャルをしなかったら必要も無い。
とりあえず2018年終わったー。
満足のいく結果になりましたか?
なってないでしょ。そうでしょ。
でもそれが普通なのよね。
100pipの上昇があったとしたら底から天井まで取れないでしょ。半分の50pipもとれたら御の字。
満足度もそれと同じ。
FX収支は約35万で終了。しょぼい。兼業でボチボチやって年収ぐらい稼げるのが目標だから。全然足りないぜ。
でもヘタクソなりにトレード回数が過去最低の中でも年間+で終われた要因を考えてみた。去年に比べて特別なことはしてない。トレードの中で何かテクニックを追加したり手法を変えた記憶もない。
それでも部分的にも大損こいても精神が安定して年間トレードできた要因が何点かある。
11月後半~12月
目次
ナンピンはせずに買い増し売り増しのみを行ったから
FXの手法やテクニックではなくてエントリー以前の準備で勝敗が決まってくる。この値から反応して再びこのレート付近まで落ちてきた場合のみ買い増しや売り増ししようとかね。
この戦法のいいところは、自分が思っていた方向にチャートが動いた場合のみ追撃を行える点よ。有利になって始めて追加でポジを持つところ。
上手く行く確率が高いのはFXを少しでも触った人なら何となく解るでしょう。
売り増し画像
今月の5分足ー4画像
画面中央から右側の1回目の売り増しは失敗。
2回目の売り増しも失敗。
3回目の売り増しは成功。
重要なことは簡単で最初の売りで含み益が出て追撃の売りの後に含み損になったら素直に損切りすること。これ重要よ。当たり前だけどメチャクチャ重要。
ここで損切りにないとただの塩漬けクソヤローになっちまう。慣れないと1回目の含み益に夢を見てしまってポジジョンを決済できなくなる。強制的に成行決済ではなく機械的に何pipで決済するかは絶対に決めて指値を入れておこう。
この戦法にテクニックは必要ない。1回目のポジが含み益になった後に更にポジを持つだけだから。でも効果はあったね。2回も損切りになったけど3回目で+になってるから。
※関連記事「ナンピンは損切りになって買い増しは利確できる理由」
一つの手法のみに精通して年間トレードをしたから
自分の中のトレード手法は決まっている。これも自分のやり方さえ固定してしまえば多少の修正はあろうが段々と変化は無くなってくる。慣れてしまえばFXのテクニカルやテクニックではなくただの我慢大会になる。
トレード手法はダウ理論を基本としての値動きの攻防とダマシ手法よ。
※関連記事「ダウ理論で目線を固定するとトレードが楽」
※関連記事「勝てる手法とはダマシを使った手法のこと」
これだけ徹底していれば負けることは無い。特に2017年以降はダマシ相場が確実に増えてきている。押し目ゾーンで2回以上ダマシが発生しないと長期優位性がある方向に相場が進んでいかなくなって来た。
単純なダウ理論のみで通用する相場は終わってきている。だから基本+何かが必要となって来ている。ちなみにダウ理論でなくても一つの手法で稼げるなら何でもいいと思う。
FX手法やテクニカルの正解なんて無いからよ。最終的には長期的に儲かったら何でもいい。
東京時間のエントリーはできるだけ控えたから
これは自分の独自の考え方なので、他のトレーダーからしたら何言ってんのってなるかもしれない。でも実際に昼間のトレードを控えたら成績は良くなった。これも手法や特別なテクニックとは関係の無いことよね。
以前は昼間スマホトレードで負債を作ってそれを夜に必死になって取り返そうとしていたのよ。悪い流れが出来上がっていた。
- 昼間の根拠の薄いトレードで負債を作る。(チャートを監視できないから損切りになりやすい。)
- 損失を早く取り返したいから夕方からでもスマホトレード開始してしまう。
- 何とか取り返しても昼間の負債を解消しただけ。
- 疲れて夜のボラが高くなった時のトレードが少なくなる。
- 結果大して儲かってないやないかってなる。
昼間のボラが少ない時にトレードするってことはトレンドが発生する可能性が低い。自分の手法はトレンドフォローなので相場と手法がマッチしていない。それでは勝てないよね。
たまに東京時間にも下降トレンドは発生するけど相場全体で見ると少ない。できるだけロンドン時間以降にトレードしようぜ。間違いなく成績は良くなるから。
※関連記事「東京時間とロンドン時間とニューヨーク時間の比較」
あきらめて損切りを早めにしたから
自分のエントリーは信じるけど期待はしない。自分が上と思っていても相場は下に動くかもしれない。自分が下だと思っていても相場は爆上げするかもしれない。
先のことなんて誰にも分からない。世界中の投資家が集まって『何日の何時何分に一斉にロングしようぜ』とかがない限り誰にも未来の100%の予想なんてできない。
だから違った時はできるだけ早めに損切りをすること。単純だけど最も大事よ。これもFXのテクニカルには関係の無いとこよね。浅い損切りはFXを制する。己のメンタルを守ってくれる。だから収支に直結してくる。
大きく分けるとこの4つを意識して実行したから1年通して最もトレード回数が少なくても収支は+になった。
買い増し売り増しが多いエントリー
長期の4時間足はレジを上抜けたサポートを下にブレイクした後は下降トレンドが発生したのよね。正直ここまで下がるとは思ってなかった。
やっぱり相場って売りが有利やなーってつくづく感じたわ。
こう見ると1時間足で大きく動いているところが全然取れてない。夜中の気絶している時も多かったけど一つでも大きなトレンドを取れたら収支も全然違ってくるんだろうなー。
いつものパターンね。安値抜けの下に振ってから上に振った。『その後買いが継続しなかったら下がるしかない』てことで売りエントリーよ。1回目の売りは見てなかったので利確できず。
2回目の売りはまあ売りだろうってことで入った。
1回目、2回目の買いエントリーはA字が発生したので短期的に売りかなと思わせておいてからの売り否定の動きになったから。なら買うしかないだろうってことで買い2発。
途中含み益にはなっていたけど目標がまだ上だったので損切りになった。
3回目の買いは単純に水平線からの買い。これはうまいところで利確出来た。モチロンたまたまよ。
1回目の買いは1時間足で見ても相当買いに勢いがあったからそれに便乗したくての買い。途中何故か損切りを躊躇してしまい大きく損切り。アホです。
2回目に買いは売りの勢いが無くなってきたからロング。3回目は追撃の買い増し。利益が欲しくて速攻利食いしてもた。1回目の損切りの補填がしたかったのだろうね。
この局面では長期がどうも下に向かっていそうなので売れる形になるのを探していた。それで買いが死んだから売り発動。追撃の売り増しもね。
事前の準備で勝敗はある程度決まって来る
FXに特別なテクニックなんて無いよ。エントリー前の準備でだいたい勝率は決まってくる。自分の手法でボラが高い時にチャートの前に張り付いてエントリーするだけ。違ったら切れば(損切り)いいだけ。
文章にしたら簡単だけど全トレードをこのように行うことは正直キツイ。キツイがやるしかない。相手は世界中のレートを動かせるだけの資金をもった怪物達。せめて自分自身に勝たないとFXで勝ち続けられるワケがない。
一般的にはFXでサラリーマンの平均年収以上に何年も利益を上げ続けるのはどんな仕事よりも過酷で難しいらしい。だったら毎回のエントリーを自分の納得できるものばかりにするしか方法は無い。