押し目を待っている時にいつも思う。
今回の押し目は浅い押し目の番か。
それとも深い押し目の番か。
それとも底抜けるのか。
完璧には誰にも分からないけど、ある程度なら長期+短期のセットのチャートの形で見分けられる。
そもそも深い押し目と浅い押し目って
浅い押し目は単純に直近の戻り高値などで買いが入るってこと。
逆に深い押し目は押し目候補の中で最終ライン付近まで差し込んで買いが入ること。
ただ、当然だけどキレイに浅い押し目や深い押し目で買いが入るわけではない。ちょっと届かずに買いが入る場合もあるし浅い押し目にすら触らずにどんどん上昇することもあるある。
浅い押し目で買いが入りやすい状況とは
なんとなくは感じていたけど、改めて検証してみると背景(4時間足以上)に優位性が発生してる時に短期も買いが入りやすい形になれば比較的浅めで押し目を付けていくことが多いことが分かってきた。
世界中の投資家が今か今かと待っているんだから、浅いところでいきやすいんでしょう。
そんな時は積極的に短期水平線で入っていった方がいい。※関連記事「短期水平線の手法」
普通に考えたら長期+短期に優位性が発生していたら浅い押し目で値が動きやすいのも納得できる。
長期の4時間足以上の投資家と短期の1時間足以下の投資家の思惑が一致するのだから値が動きやすいのだろう。
じゃあその優位性ってのが何なのかといえば↓画像の灰色の部分。
まずはレジスタンスを探すことから全てが始まる。そのレジがないところが優位性が高いところ。
中央より右側で長期買いに優位性が発生している場所分かるかな?(・ω・*≡*・ω・)?
レジスタンスの根拠はあくまでも自分の考えなので結局は自分で納得できたら何でもいいと思う。要は自分で考えてこのゾーンがこうだからここからここが買いやー。とか決めたらいいだけ。
灰色のゾーンでは積極的に5分足の短期水平線で買いエントリーしたらいい場所。浅い押し目でエントリーしてもいい箇所になる。(長期もこのような優位性が発生していることが絶対条件)
勿論浅い押し目で入って下抜けてくることもあるでしょう。深い押し目が正解の場合もあるでしょう。でも長期も上記のような相場状況ならの短期で浅い押し目でガンガン入っていくべき時なのよ。
あくまでも長期+短期が同じような状況の時にのみ浅いやつで入っていこう。
深い押し目で買いが入りやすい状況とは
これは浅い押し目の逆よ。単純に言えば浅い押し目が失敗した時に深い押し目になる。何も難しいことはないよ。
↓画像※深い押し目例
①まずは浅い押し目で買いが入らずに売り組に負けた。このまま下降トレンドになるか深い押し目が頑張るかの二択になる。
②買いのサポートゾーンの存在。自分は青帯のゾーンを買いのサポートとしているけど自分が考えたサポートならどこが正解とかはない。自分で判断しよう。
③そのサポートゾーンでどのような動きになるかを見てるだけ。値動きの攻防があって一通りガチャガチャやった後に短期の戻り高値(レジ)を上抜けたらやっと深い押し目の本当の上昇買いの開始。
勿論そのまま売りが勝って押し目無しで底抜けていく場合もあるでしょう。でもこの深い押し目の利点は、もし底抜けたら早めに完全に諦めることができるところ。
もうサポートするところが無いのだから無駄に粘る必要なし。即損切りでいい。
あと買いのサポートゾーンに到達したらバチンと買ってもいい。けど短期の戻り売りをほぼ確実に数回受けることとなる。それは覚悟しないといけない。
なので深い押し目で待つ時は、浅い押し目のように単純な短期水平線でのエントリーではなくて、しっかり値動きを確認した後に小さなレジを超えた後に始めて買いを行う方がいい。
あくまでもいいってだけで長期+短期のチャートの形から、この深い押し目は絶対に勝てると思ったら値動き無視でバチンで入ってもいい。
深い浅いを使い分けていこう
リスク(お金が減ること)が少ないのは深い押し目で待つことである。それはある程度勝敗が決した後にエントリーできるから。
でも浅い押し目でガンガン上昇していく相場もある。完全な正解はない。浅い押し目を逃し続けたらストレスから暴走トレーダーに変貌する可能性が上がるからね。
だから上記のような相場の状況判断で使い分けるのが1番効率がいい。ただ、メンタル負荷が少ないのは深い押し目で待つ場合かな。
あと深い押し目の方が利益幅も大きいのよ。もしどちらか一つ選べと言われたら、長い目で見て相場の世界で生き残っていくことを考えると深い押し目の方を選ぶかなー。